第8回 技術研修会開催
- 2018年03月07日
第8回 技術研修会を平成29年10月20日(金)
静岡県コンベンションセンター グランシップ6F交流ホールにて開催いたしました。
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【挨拶文】
本日は業務多忙の中、研修会にご参加を頂き、誠にありがとうございます。早いもので、当協会が発足致しましてから、今月、10月で、満4年を迎えます。当初は、手探り状況で不安ばかりでしたが、一歩前に出る為には、「やるしかない」と【行動こそ全て】と暗中模索でやって参りましたが、時が経つごと、研修会を重ねるごと、皆さまのご理解とご協力を頂き、今日、このように第8回技術研修会の開催に至ったことに深い喜びを感じると共に、こころより皆さんに感謝申しあげます。ありがとうございます。
お手元のレジュメに『当協会のめざすもの』と言うことで基本的スタンスを示させて頂きました。それぞれが引くこともなく、足すこともなく、有りのままの正しい現状の把握をすること、(行政、コンサルタント、ゼネコン)、各々が三位一体となって、偏りのない、バランスのとれた、公平、公正な物差し、尺度を共有し、新技術新工法を認知し、それを反芻咀嚼して自己研鑽を図り、互いに切磋琢磨し共感することにより、明るく豊かな我が町の創生に向かって、上に向かった正のスパイラルを起こし、壊して造る時代(20世紀)から治して活かす時代(21世紀)到来を迎え、日々、発想の転換に努め、今日よりも、さらに、明日の、『明るく豊かな我が町静岡の創生』に向けて、微力ながらお役に立てることを願って、この活動を進めて参りたいと考えます。今後ともご支援とご意見ご指導を賜りたく、高いところから恐縮でございますが宜しくお願い申し上げます。
また、今年度から出張講座と名打って、静岡県下の土木事務所を回らせて頂き、地域の先端で忙しく職務精励されていらっしゃるインハウスエンジニアの皆さんに新技術新工法をご理解頂く、一歩前に出た活動を推進させて頂いております。
平成29年10月20日 特定非営利活動法人静岡県新技術協会
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【講習会プログラム】
✤プレゼンテーマ1✤ 『インフラ保全の新技術』
1)『3Dデータ作成とCIM』~CIMや情報化施工、3D計測などの技術を統合~
特定非営利活動法人 静岡県新技術協会 法人会員
株式会社 豊富 松浦真悟 様
プレゼンサポーター 福井コンピュータ 株式会社 海老鋭之 様
2) 『小規模橋梁における課題解決(伸縮装置及び床版防水の一体化工法)』
特定非営利活動法人 橋守支援センター静岡 正会員
福美建設 株式会社 竹内祥一 様
3) 『鉄筋腐食抑制タイプの表面含浸材とその活用事例発表』
特定非営利活動法人 橋守支援センター静岡 賛助会員
ポゾリス ソリューションズ 株式会社 田所佑輔 様
4) 『先行床施工式フロア型システム吊足場(クイックデッキ)』~システムの概要説明と採用実績の紹介~
特定非営利活動法人 橋守支援センター静岡 正会員
日綜産業 株式会社 吉川博之 様
✤プレゼンテーマ2✤『橋守活動と鋼橋の長寿命化について』
特定非営利活動法人橋守支援センター静岡 監事
関西大学 環境都市工学部 都市システム工学科 教授 坂野昌弘 様(鋼構造デザイン研究室 工学博士)
研修会参加総人数は112名、 内訳は以下の通りです。
官庁関係23名、コンサルタント関係42名、ゼネコン関係29名、NPO法人関係
18名又、アンケートには、81名の方から回答、ご意見を頂きました。
講演に対する満足度は
たいへん良い14名17%
中々良い 63名78% と高い評価を頂きました。
講演内容についての理解度は
理解できた 9名 11%
ほぼ理解できた 36名 44%
基本は理解できた 34名 42%
全体で97%の良好な理解度を確認できました。
今後も、さらに解り易いプレゼンに努めさせて頂きます。
又、今後取り上げて欲しい、或いは興味のある新工法、新技術について
上位ランキングは、
1位 崩壊の恐れのある法面の補強 38名22%
2位 インフラメンテナンスにおける新技術 29名17%
3位 橋脚などの鉄筋コンクリートの構造物の耐震化 25名15%
以上、貴重なご意見を頂き今後の研修会プレゼン活動に反映させて頂きます。
誠にありがとうございました。
今後とも協会の理念と活動をご理解頂き、ご賛同ご協力を頂けますこと、宜しくお願い致します。